クラブ活動は2月はほぼお休みしてました。
踊りすぎて腰を痛めていたせいですw
3月1日、どらむん町内会にすごい人が来てしまいます。
ゲストのDJ 威蔵さんってどんな人?
DJ IZOH(DJ威蔵) (Wikipediaより引用:DJ IZOH - http://ja.wikipedia.org/wiki/DJ_IZOH)
2000年から、毎年6000人規模の観衆を集める世界最大のDJバトルイベント
「DMC World Final」予選大会へ出場する。
DMC世界大会では2005年シングル部門第3位、
そして2011年シングル部門第2位という輝かしい戦歴を持ち、
2012年にシングル部門でチャンピオンを獲得する。
その、世界チャンピオンを獲った時の動画がこちら。
ターンテーブルに対する鬼気迫る姿勢や覚悟が伝わってくるような演奏です。
顔の表情は笑顔ですが、それも意図的にパフォーマンスとして作っているように見えます。
痩せて頬はこけ、目はまるで何かを睨む飢えた野生の動物のよう。
威蔵さんのすごいところは、DJが本当にかっこいいんですが、それだけじゃなくて
困難を乗り越えて夢を叶える、生き方そのものがかっこいいんです。
2012年の世界チャンピオンの時の話です↓
Technicsがターンテーブルの製造を中止し、DMCの公式スポンサーを降りる。
その影響を受け2012年のDMC日本大会は開催されなかった。
しかしDJ IZOHはDMC本部に掛け合い、
2011年に世界2位だった成績から特別出場枠であるRunnerUp
(前年大会優勝者がディフェンディングを表明しない場合に次点者に与えられる出場権)の
利用が認められた。
ところがRunnerUpには渡航費や滞在費などのサポートが付かない。
DJ IZOHはスポンサーを自ら探し、
PRIVILEGE他アパレルブランドの提供を受け2012年DMC世界大会に出場し、見事優勝した。
(Wikipediaより引用)
ごめんなさい。ここからは私の主観であり、完全な想像です。
ご本人に直接お話を伺ったわけではないので、ぜんぜん違うかもしれません。ご了承ください。
威蔵さんがDMCに出場しはじめたのは2000年。19歳の時です。
その後の2005年、24歳の時に日本チャンピオンになり世界でも3位になりましたが、
2012年に31歳で世界チャンピオンを獲得するまで、最初の出場から実に12年。
12年間、世界一を目指して孤独に戦い続ける。ターンテーブルと向き合い続ける。
とても過酷な毎日だったと思います。
若いうちは夢に人生を賭けることを応援してくれる人もいます。
人は無責任に夢を託し、「がんばれ」と言うのです。
しかし、20代後半になると、親や周りの親しい人に音楽を続けることを反対され始めます。
ずっと一緒に続けてきた仲間が辞めてしまったり、家庭を持つことも考えはじめる年齢です。
長く音楽をやっている人は、誰でも思い当たる節があるんじゃないでしょうか。
子供のころ仲の良かった普通の友達は就職して部下を従える中堅社員になっているころ。
お金も社会的立場も将来の安定も自分より得ている。
この時期に、音楽を続けて生きることに対する世間体とか、そういうものに押しつぶされそうになる人は多いと思います。
威蔵さんがどうだったかはわからないけど、DJを辞めることを考えた日もきっとあったのではないでしょうか。
このまま続けても、未来が約束されている訳ではない。
でも、夢を諦めて、妥協して生きる人生にどんな意味があるんだろう?
そんなもののためにずっと頑張ってきたんじゃない。
他の誰かをなぞったような生き方をして、それが自分の人生だと胸を張って言えるだろうか?
「ターンテーブルを続けるためには仕事も友達も彼女も失う覚悟で」
「負けたらすべてを失う。生きるか死ぬか」
これは威蔵さんの過去のインタビューでの言葉です。
きっとたくさん悩んで、覚悟を決めたんだと思います。
一度きりしかない、尊い自分の人生を精一杯生きるために、他の何を犠牲にしてでも運命と戦う覚悟を。
そして6分間のルーティンに全身全霊を、魂のすべてを込めて12年間戦い続けた。
その結果が2012年の世界チャンピオンです。
そんな苦労や困難を乗り越え、チャンピオンを獲ったあとにはこんなことが。
功績:
DJ IZOHが世界チャンピオンを獲得したことによりDMC日本大会は翌年から復活し開催されるようになった。(Wikipediaより引用)
素晴らしいですね。
この動画で自分にとってバトルとは何かについてインタビュー形式でお話されています。
TurnTablism Forever!
あともうすこしwikiから、今度はほっこりした話。
・博多HIGH STRUT MONSTERにて、2011年のDMC WORD FINALで2枚使いをした入手困難な思い入れのあるレコードの上に、スタッフの不注意で照明が落ちてしまい1枚が割れてしまった。
DJ IZOHはスタッフを責めず「いつもたくさんお世話になっているお礼」として割れていない方のレコードにサインをして店に置いた。
・鯉釣りが趣味である。
・キャベツ太郎が好物。(Wikipediaより引用)
レコードの話、割れちゃった瞬間スタッフの人の心臓止まったでしょうね!w
ちょっと曲紹介:CRITICAL POINT
世界チャンピオンを獲った時のルーティンで使われている印象的なこの曲。
TAROSOULさんのバースがルーティンで使われてます。
DMC世界チャンピオンのときの最後の「Thank you London…」って声もTAROSOULさんです。
英語の発音も声も惚れ惚れするくらい綺麗。
威蔵さんとTAROSOULさんのユニット、SUPERSONICSのライブは以前観に行ったことがありますが、
他の1MC1DJと違って、威蔵さんのDJ観たいしだし聴きたいし、
TAROSOULさんも観たいし聴きたいしで、とにかく内容が濃すぎて、お客さん側がすごく忙しいw
一瞬も目が離せないどころか、目と耳が足りないと思ったくらい豪華でした!
SUPERSONICSのファーストアルバムはどら町の4日後、3月5日に発売です。
SCRATCH YOUR WORLD
2005年 DMC JAPAN FINAL CHAMPION
もうひとつ、2005年に日本チャンピオンを獲った時の動画がこちら。
5:00くらいから始まるルーティンがめちゃめちゃ好きです!
この元ネタはこれ。
聴き比べてみるとどんな風に構成してるのかちょっとだけわかって面白いです。
私は原曲より威蔵さんのルーティンの方が好きですね~。切なくて。
「どらむん町内会 春のパンまつり」
威蔵さんは、どらむん町内会ではドラムンベースもかけていただけるみたいです。
SUPERSONICS BLOG - ドラムン
私は2006年~2009年くらいのリキッドファンク寄りのドラムンをVinylでかけようと思ってます。
よろしくお願いします!
日にち:3/1(土)
時間:15:00-21:00
入場料:2000円1ドリンク付き
スペシャル特別役員
DJ IZOH
□特別役員
el poco maro
DJ 濱
□どらむん町役員
-DJ-
Dan-cho
大島いづみ
Megsis
ZIPPY
MAHIRU
-VJ-
westronica
s.r.b.n
□どらむん町の出店
ホットドッグ
お楽しみに♪